一級建築士試験に合格するための学習支援Webサービス作ってます

こんにちはー。くまぽろです。

最近めっちゃ仕事忙しいです。

何してるかというと、一級建築士試験に合格するためのWebサービスを独自に作ってます。
簡単に説明すると、過去問を効率的に解きまくれるサービスです。

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一級建築士の合格支援サービス「速学」

その名も速学」(そくがく)というサービスです。

なんかめっちゃてきぱき効率的に勉強できそうな名前でしょ?
名は体をあらわす。そういうサービスなんですよ〜。

  • そもそも一級建築士って何?
  • 一級建築士の試験ってむずかしいの?
  • てか、なんでそんなことやりだしたん?

など、いろいろ疑問に思われるかもしれません。
順番に説明していこうと思います。

一級建築士とは

一級建築士は、国土交通大臣から認可を受けた国家資格です。
家屋、学校、商業施設、病院など、ありとあらゆる建造物を設計できます。建築士資格の中の最高峰です。

ちなみに、建築士資格としては他にも「二級建築士」や「木造建築士」があります。

二級建築士は主に、戸建住宅や小規模な施設を設計できます。一級建築士と比べて、規模に制限があるわけです。
木造建築士はその名の通り、木造の建築物のみ設計できます。

一級建築士試験

一級建築士になるためには、試験を受けて合格しないといけません。

学科試験、製図試験の二段階に分かれていて、それぞれ年に1回行われます。
(学科試験が7月、製図試験が10月)

最終合格率は約12%。さすが最高峰だけあって、なかなかの難関試験ですね。

なんで突然、一級建築士のサービス?

このブログを読んでくれてる方からしたら、当然疑問に思うと思います。
わたしは建築には縁もゆかりもなかったので、自分一人だったら速学を立ち上げることもありませんでした。

わたしは相方さんといっしょに暮らしているのですが、その相方が一級建築士なんです。しかもまさに、一級建築士試験の受験生たちに教える仕事をしている人です。
 
 
なので、速学はその相方のアイデアから始まり、わたしがプログラマとしてそれをWebサービスという形で作り上げました。

アイデア自体はもう1年以上前から持っていて、実際取りかかり始めたのが2018年秋〜冬くらいなので、なんだかんだ1年近く経ってます。

その間、ずーっと作っていたわけじゃなく、実はこの前の試験(2019年7月)に向けて、春ごろからテストユーザさんたちに無償で使ってもらっていました。
そのテスト期間で学んだことや「もっとこうしたらいい」というアイデアをブラッシュアップして練りこんだりして、やっと10月にリリースする予定です。

やっぱり人に見せて、使ってもらって、改善する、っていうサイクル大事だよね。
 
 

速学の特徴

さて、では具体的に速学がどんなサービスなのかもさっくり書いておきます。

速学は、一級建築士の学科試験勉強を、効率的に行えるWebサービス
PCからも、スマホやタブレットからも利用可能。

対象ユーザは、一級建築士試験の受験を予定している、建築関連の仕事をしている社会人や、建築関連学科の学生。

ユーザは以下のような機能が利用できる。

  • 過去問を一問一答形式でリズムよく解ける
    (無料会員には一部の単元のみ解放。有料会員はすべての単元が利用可能)
  • 必要なポイントにしぼった、わかりやすい解説
  • 解説の赤字部分を穴埋め問題として解くことができる
  • 考案されたカリキュラムに則って、効率的なサイクルで学習できる
  • 試験日までのスケジュールを把握し、きちんと全体計画を立てられる
  • 進捗正解率等を常に把握できる
  • まちがった問題や完全に理解できていない問題はチェック問題として残るので、苦手部分を重点的に学習することも可能

 
 

勉強で大事なこと

一級建築士の受験勉強は、現状では資格学校に通う人が大半で、独学では難しいって思われてます。
資格学校もほんとに数えるほどしかないし、大手の一位のところが一強って感じで、全然新陳代謝がありません。ばっさり言っちゃうと、かなり古臭くて新しいものをあまり取り入れてない業界です。

教科書は紙のほうが書き込めるし使いやすいと思うけど、問題を解く」っていう行為はWebやアプリなどシステムでやったほうが、記録が残るし、進捗もぱっとわかるし、間違った問題だけ抽出したりとかも簡単にできるじゃないですか。
でも、そういうこと全然大手はやってないんですよね。

上記のことが速学では当たり前に全部できます。
 
 
さらに、最初に全体の見通しを立てる、ということも大事です。
なんとなく勉強を始めちゃう人もいると思いますが、ゴール(目標)から逆算しないのっておかしいですよね。それだと何をしなきゃいけないかわかっていない状態で、適当に闇雲に歩いてるのといっしょです。

全体でどれくらいの問題数があって、試験日まであと何日あって、じゃあ自分は毎日どれくらいやらなきゃいけないのかを、まずは知らないといけないはずです。
速学では、ユーザは最初にその計画を立てることになります。
 
 
あと、勉強において、「アウトプットをしっかり繰り返しやる」というのがそもそもものすごく重要なことだと思います。
教科書を読むとか、講義を聞くとかインプットの勉強だけでは、知識は絶対に身につきません。
問題を解いたりとか、人に説明したりとか、何かしらのアウトプットをすることで、ようやく知識は定着するものです。

また、「インプットを必ず先にしなければ問題なんて解けないよ」と思っている人もいますが、先に問題を見たほうがいいです。
もちろん解けませんが、問題と答えと解説をさらっと見るべきです。そうしたら、問題でどんなことを問われるのかがわかりますよね。それを知った上でインプットするほうが、より効率的です。
 
 
こういった勉強において大事な概念が、速学には全部詰まっています。

わたしは建築方面の知識はほとんどないですが、勉強は大好きです。
なので、どう効率よく勉強するか」という非常に共感できるテーマをもった、速学を作ることができてとても楽しいです!
 
 

おわりに

一級建築士に興味のある方は、うちの相方が一級建築士関連のブログも書いてるので、ぜひ見てみてください〜。

一級建築士試験対策室 https://tomatoneko.com

あと速学は新たに来年受験の方向けに、リリースまでの間(つまり9月中)テストユーザさんも募集しています。
そちらについても、上記のブログに書いてあります。

というわけで、最近のお仕事報告でした。
以上!