『やり抜く力』
著 : アンジェラ・ダックワース
翻訳 : 神崎朗子
簡単に言うと、内容はこんな感じ。
・偉業を成し遂げた人は「才能がある人」というよりは、「やり抜く力がめちゃめちゃ強い人」
・「情熱」×「やり抜く力」が成功の鍵
・好きなことでなければ続けられない
・なんとなくやり続けるのではなく、目標を持ってそれをクリアするための「意図的な練習」をするのが大事
・やり抜く力は伸ばせる
・自分の人生の大きな目的を見出したら、目標のピラミッドを書いてみて、そのうちのやらないことを決める
この本を読みつつ、考えるべきは、まずは「自分はどんな人生を生きたいか」ってことだと思います。
そのために、やり抜く力を使おうではないか、という話なので。
わたしはこのテーマについては以前考えたことがあって、そのとき出た結論は、
「一生わくわくしたいし、他の人もわくわくしてくれるものを作りたい。そして、いくつになっても変われる、成長できる人間でありたい」
というものでした。
わたしの場合は、なぜか「わくわく」というのがすごくしっくりくるキーワードで(笑)
この人生哲学的なものは、それぞれみんな自分に合ったものがあると思います。
「将来的に働かなくてもお金が入ってくるシステムを作りたい」というのは、この人生の目的に対する手段というか、目的の下にくる目標というか、、そんな感じです。
この本では、たくさんの研究成果が紹介されていて、成功にはたえまない努力が不可欠だという強い証明になっています。
著者があらゆる方面の偉業を成し遂げた人物にインタビューをした内容も出てきて、とても読みやすいです。
わたしの場合は、やりたいことがありすぎて絞れないときが多く、それを絞り込んで、やらないことを決めるという部分が、読んでいて、
「そうだよねぇ〜。そうなんだよねぇ〜。わかってるんだよねぇ〜」と思いました(笑)
あと、逆境にめげずにやり抜く力はわりとあるほうだと思うのですが、毎日こつこつ努力するというのはあんまりできてない・・・(。- . -。)
これからの目標に対しては、この本で意識したポイントを押さえて、どう取り組むか考えてみなくてはです。
あと、関連することとして思ったのは、「何かに情熱を持てる」ということがそもそも一つの才能じゃないかと。これはかなり前から感じていたことなんですが。
情熱をもてるものにめぐり会えるか、という運も関係していると思うけど、同時に「強く心が動くか」ということが、その人の人生の動機づけをするのにとても関わってると思うんですよね。
そういう研究もあるのかな。
などなど、考えてました〜。