衆院選の争点を考えよう① 安保法制

※立憲民主党の立場を追記しました(2017/10/5)


衆院選が10月10日公示 – 22日投開票に決まりましたね。
東京都知事の小池さんが希望の党の代表になったり、民進党が事実上解党することになったり、政界がだいぶ動いてます。

選挙でどこに誰に投票するのかを考えるためにも、まず争点となっている話題についてひとつひとつ考えてみようと思いました。まずは安保法制から行こー。

安保法制とは

安保法制とはなんぞや、を書き始めちゃうととても長くなりそうなので、そこはぐぐってください。
日経のこの記事↓が、法案の要点や国会審議時の論点などもまとまっていて、図解などもあり、とても読みやすかったです。

安保法案、全体像を改めて整理(2015/5の日経新聞の記事、2015/7に更新)
https://www.nikkei.com/article/DGXZZO76056900T20C14A8000028/

一言で言うと、集団的自衛権を認め、自衛隊の活動範囲やできることが増えました。

各政党の主張は?

賛成派
自民、公明、日本のこころ、希望

やや賛成派
維新(一部修正した法案を提出していた)

反対派
共産、民進、自由、社民、立憲民主(※2017/10/5追記)

自分の考えは?

わたしは結論から言うと、賛成です。

日米の安保協力の中で集団的自衛権を認めるって、当然じゃない?と思ってます。

だって、例えばさ、自分とAちゃんが仲良くてさ、Aちゃんが腕っぷし強くて「ピンチなときに助けるよ」って言ってくれて自分もそれを期待してるのに、Aちゃんがピンチなときに「いや自分の危険は迫ってないから」って言って助けない、っておかしくない?
お互いが助け合うからこそ、自分の守りになってるわけでしょ?

そして、今はなんと言っても北朝鮮問題が間近で起こっているわけで。日米の協力を重視するのは当然だと思う。てか、他のプランを思いつきません。

反対を主張している人たちは、実際問題どうするつもりなの?
「対話」とか通じないよね、どう考えても。中国もそうだけど、武力劣ってる国に対して、今までもゴリゴリやってきてるじゃん。

ただ、安保法案が成立する前も、「集団的自衛権は違憲だ」って話が出てたけど、それはわたしもぶっちゃけそう思う。
ていうか、ふつうに憲法の9条読んだら、自衛隊も違憲だよね。だって憲法には「軍や戦力を持たない」って書いてあるんだよ。

「じじじ、自衛隊は、ぐ、軍隊じゃないから!」
ってことに解釈はなってるんだと思うけど・・・うーん、だいぶ苦しいよねぇ。

「あ、あくまで防衛や災害救助のためだから!」
ってことで、ギリギリセーフ扱いなのだよね、きっと。うーん。

こんなこと言うと、違憲の法律に賛成なのかよって話になっちゃうけど、わたしは憲法のほうがおかしいと思ってるので、憲法改正してこのねじれを正したほうがいいと思ってます。

みんなどう思う?

わたしの意見はこんな感じだけど、みなさんはどう思いますか?
これから選挙戦での他の焦点となる政策についても、わからないこと調べながら考えてみたいと思ってます。

最後に触れた憲法改正についても、また別に取り上げよう。ではでは。