こんにちはー。くまぽろです。
ビジネス書、自己啓発本として有名な「仕事は楽しいかね?」を読んだよ。
主に「アイデアを試すこと」にポイント置いてる本です。
「仕事は楽しいかね?」デイル・ドーテン
仕事は楽しいかね? (きこ書房)
著:デイル・ドーテン
翻訳:野津 智子
「仕事で成功するにはどうすればいいか」を語る本。たくさん試すこと、アイデアの出し方などにポイントが置かれています。
kindle unlimitedで無料で読めます。
これもkindle unlimitedで見つけて、「あ、この表紙見たことあるし、タイトルも聞いたことある」と思って読みました。
なんか表紙はすごくサンタさんを彷彿とさせるのだけど、別にサンタさんは関係ないです。笑
あらすじ
裕福で発明家のおじいちゃんが、冴えない主人公に「仕事で成功するにはどうすればいいか」を語る本。
具体的に大きな不満があるわけでもないけれど、こんな人生でいいのだろうかと感じている。
ある日、吹雪で飛行機が飛ばず、出張先の空港で一夜を過ごすことになった。
そこで出会う、謎に元気な老人、マックス・エルモア。
彼は巨万の富を築いた発明家・起業家だった。
主人公はその老人から、一夜の貴重な講義を受けるーー。
章立て
章立てを見ると、内容がふんわり想像できるので、書いときます。
第2章 (人生とは、くだらないことが一つまた一つと続いていくのではない。一つのくだらないことが<何度も>繰り返されていくのだよ。)
第3章 (試してみることに失敗はない)
第4章 (明日は今日と違う自分になる、だよ。)
第5章 (これは僕の大好きな言葉の一つだんだ。「遊び感覚でいろいろやって、成り行きを見守る」というのがね。)
第6章 (必要は発明の母かもしれない。だけど、偶然は発明の父なんだ。)
第7章 (目標に関するきみの問題は、世の中は、きみの目標が達成されるまで、じーっと待っていたりしないということだよ。)
第8章 (きみたちの事業は、試してみた結果失敗に終わったんじゃない。試すこと自体が欠落してたんだ。)
第9章 (あの実験で学ぶべきことはね、「あらゆるものを変えて、さらにもう一度変えること」なんだよ。)
第10章 (それはね、「あるべき状態より、良くあること」なんだ。)
第11章 (もし宇宙が信じられないような素晴らしいアイデアをくれるとして、きみはそれにふさわしいかね?)
第12章 (覚えておいてくれ。「試すことは簡単だが、変えるのは難しい」ということを。)
第13章 (新しいアイデアというのは、新しい場所に置かれた古いアイデアなんだ。)
第14章 (きみが「試すこと」に喜びを見い出してくれるといいな。)
全部会話の中で出てくる名言みたいのが、章のタイトルになっています。
感想・学んだこと
試すことが死ぬほど大事だということは、わたしも重々わかっているので、そこらへんは「うんうん」て感じで読んだ。
成功している企業のアイデアがどう生まれたか、という挿話がたくさんあり、おもしろい。
参考になったのは、具体的なアイデアの出し方。
「新しいアイデアとは、新しい場所に置かれた古いアイデア」という言葉が端的に表している。
遅刻の言い訳を考える、という題材で、過去の言い訳を主語・述語・目的語をバラバラに分解して、他のと組み合わせてみて新しい言い訳を考えたり。
仕事の具体的な内容や、仕事でイライラすること、失敗したことをリストアップして、それを毎日眺めてどんどん変化させていくことだったり。
アイデアを生み出す種を日々自分の中で育てていっているからこそ、ある日すばらしいアイデアに出会えるものなんだね。
第11章のタイトルの
「もし宇宙が信じられないような素晴らしいアイデアをくれるとして、きみはそれにふさわしいかね?」
という言葉が刺さる。
常に、「明日は今日と違う自分、より良い自分になる」という姿勢でいなければ、その質問にYESと答えられないよね。
すごく難しいことだけれど、かっこいい心がけなので見習うことにする。
やっぱ志がかっこいい、ってのは大事なことだよ、うんうん。
基本的にやっぱり惰性になると、何事もつまらないよね。
新しいことを試したり、もっと良さそうな方法に変えてみたり、そういうことを探している状態がわくわくして楽しいと思うんだ。
大変なこともあるし、やってみてだめなことも多いけど、模索している間は失敗じゃないから、成功するまでやればいいのだ。
わたしは、仕事楽しいよ!まだ成功はしてないけどね。
以上!