【書評】『私たちは売りたくない!』チームK:製薬会社の現役社員がワクチンに警鐘を鳴らす

こんにちはー。くまぽろです。

あれだけ世間で怖がっていたコロナですが、当時より死者数や感染者数の値は増えているのに世間的な関心は薄れ、気にせず普通に生活できるようになってきましたね。

ワクチンの話ももう関係ないと思っている方も多いかもしれませんが、最近こんな本が出たことはご存知ですか?
『私たちは売りたくない!〜”危ないワクチン”販売を命じられた製薬会社現役社員の慟哭』

特にレプリコンワクチンの話は、打たない人にも関係があるかもしれません。

スポンサードリンク

「私たちは売りたくない!」チームK

私たちは売りたくない! ”危ないワクチン”販売を命じられた製薬会社現役社員の慟哭
著:チームK

★★★★★

2024年9月に出版されてまだ2ヶ月半ですが、もう累計16万部を突破しているとのこと。
Amazonでの評価も星4.5でベストセラーとなっています。

この本の著者であるチームKは、日本で一番ワクチンを売っているMeiji Seikaファルマの現役社員さんたちです。
明治といえばチョコレートなどのお菓子のイメージですが、製薬部門も大きな会社なんですね。

コロナのmRNAワクチンも、またそれ以前の過去のワクチンもたくさん売ってきた人たちだからこそ、「今回のコロナワクチンはおかしい」と気づき、声をあげてくださっています。

またMeiji Seikaファルマだけが発売し、世界中どこも打っておらず日本で初めて打つレプリコンワクチンについても言及されています。

概要

日本で最もたくさんのワクチンを商品として販売してきた製薬会社。
その会社で若手のホープとして期待を集めていた影山晃大氏が、26歳で突然の死を遂げた。
原因は2回目のコロナワクチン接種。その後、国からも正式に被害者認定を受けた。

「完全に健康で、あれほど元気だったのになぜ亡くなったのか?」
彼の死亡に衝撃を受けた同僚社員たちは、mRNAワクチンの危険性について広くリサーチを始める。
調べるほどにわかったことは、コロナワクチンをめぐる厚労省の施策が、それまでの医療業界の倫理や常識をズタズタにする異常性に満ちていた事実だった。
この「常識外れ」の原因は一体どこにあるのか?

亡くなった彼や遺族の無念に思いをいたし、有志数名のチームで、〝今後新たなワクチン薬害を広めないように″と、本書の執筆開始を決意した。
著者名は「チームK」。
亡くなった影山晃大氏の無念を無駄にすまいとの思いによる命名であった。

本書では、あくまでも、厚労省を始めとする公的機関や会社のプレスリリースなどで発表されているオープンソースのデータをもとに、さまざまな検証が進められている。
次に来る危機の中心として、世界に先駆けて日本だけが承認した「新mRNAワクチン=レプリコンワクチン」の本質的危険性を訴え、さらには、安全とされてきたインフルエンザワクチンが、近い将来危険な変貌を遂げることにも警鐘を鳴らす。

仕事としては、安全性に多くの疑義を残すレプリコンワクチンを病院や医院に売らなければならない立場だが、自分たちの良心との葛藤は強まるばかり。
「この商品だけは売りたくない!」
「家族や子ども、友人・知人にも打たせたくない!」
「誇りを持って働いてきた我が社は一体どうなってしまうのか……」

若くしてコロナワクチンのためにこの世を去った同僚の死を無駄にしないためにも、一人でも多くの読者に真実の情報を知らせたい。
そして自らの意思で正しい未来を掴んでほしい。
日本人を実験動物として扱うかのような狂気の政策の同伴者であることに絶望を抱きつつも、国民自身が正しい情報を得ることこそ、正しい選択のための唯一の前提であるはずとの信念から書かれた、医療業界内部の熱き良心が形となった1冊。

目次

1章 ワクチンの未来を信じるな
2章 製薬会社の社員として忘れてはいけない日
3章 「mRNAワクチン」は、神か? 悪魔か?
4章 安全なワクチン、危険なワクチン
5章 「レプリンコンワクチン」を売りたくない理由
6章 会社の歴史と誇りを未来に繋げられるのか
7章 なぜ、会社はレプリコンを「全力推進」させるのか?
終章 レプリコンは、誰も幸せにしない 

Amazonから引用

感想

まず人目を引く表紙のデザインが良いですね!
電車で読んでいたら前の人が表紙を見ていたのに気づく、というようなことが何回かありました。笑

NHKでも一度ワクチンについて放送されたことなどもあって、世間のワクチンに対する認識も少しずつ変わってきているのではないでしょうか。
(NHKの番組では、一時間ほどコロナワクチンの健康被害救済制度の認定の現状などを放送し、最後には副反応に苦しむ方々から寄せられたコメントも紹介されました)

この『私たちは売りたくない!』の大部分の内容は、ワクチンに関する情報を追いかけ続けてきた人にとっては既知の情報も多いです。

しかし、こういった情報にそこまで詳しくない方にとっては、まず製薬企業の方が書いているという衝撃、その社内での同僚の死、そしてそれが他の症例でもよく聞くケースであることなどから、データもしっかりと踏まえた話となっていて、感情への訴えとデータの裏打ちとのバランスが非常に良いと思いました。

また「7章 なぜ、会社はレプリコンを「全力推進」させるのか?」では、「ワクチン開発の遅れを取り戻さなければ!」という国の方針がバックにあり、薬品としての承認ももらい、補助金ももらい、大きなビジネスとして進んでいる現状、さらにmRNAを他のワクチンにも使うという先々の展望もある、だから会社は大きなお金のためにリスクがあるのにも関わらず、それを軽視して突き進んでいっているのではないか、と記されています。

著者の方々も、会社としてきちんとお金を稼ぐことが社員の生活を支えていくことでもあると重々わかっておられて、本当に逡巡した上で筆をとったのだなと伝わってきます。

大きなお金が動き、ビジネスとして止められない。
これは現在の社会の多くの問題に共通する論点ではないでしょうか。

お金を稼ぐことと、人々が健康に生きることが矛盾する。
お金を稼ぐことと、地球環境を壊さず共存していくことが矛盾する。

これまでに人類がそうやって作り上げた環境や技術のおかげで、私も今便利な世の中を生きていて、どう向き合ったらいいのか日々考えさせられます。
でもまずは知ることだと思うので、こうして細々ブログを書いています。

ワクチンの害に気付いてほしい人に薦めやすい本だと思うので、ぜひチェックしてみてくださいね。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
以上!