こんにちはー。くまぽろです。
いつのまにか本棚にあった(たぶんお母さんからもらった?)けど、読んでいなかった一冊を出してきました。
映画にもなった『かもめ食堂』です。
「かもめ食堂」群ようこ
著:群 ようこ(むれ ようこ)
★★★★☆
映画になっていて名前だけは知っていた作品。
北欧のスローライフに憧れがある人や、日本の家庭的な料理が好きな人、心がなごむお話を読みたい人に、特におすすめです。
あらすじ
38歳のサチエは、素朴で家庭的なおいしい料理が味わえるお店をフィンランドでやろうと決心。
決めたらまっすぐに、着々と準備をし、旅立つ。
フィンランドで開いた「かもめ食堂」は、はじめは誰もお客さんが来なかったのだが、日本オタクの青年トンミくんが来るようになり、訳あり気な日本人ミドリとマサコもやってきて…。
感想
本棚で読まずに眠ってた本をふと引っ張り出してきて読んだのだけど、ちょうど主人公のサチエと自分の年齢がいっしょで、「あら、同い年!」と思った。笑
なんだか時間がゆったりと流れているような世界だった。
北欧について思い描くイメージそのままでもあり、これぞスローライフというか。
そんな穏やかな生活の中でも、登場人物の気持ちの変化を感じられて、いっしょに嬉しくなったり心配したりと共感できる。
この本の前は、「脱税のススメ」や「ロスチャイルド」などお金が大きく絡む本ばかり読んでいたので、心が洗われた。笑
最近、旅行に行った先で、とっても美味しいお出汁のお茶漬けやお新香を食べたりしたこともあり、やっぱり日本のごはんって最高だなぁと噛み締めました。
おにぎりもお味噌汁も、ほっとするよね。
特別じゃないんだけど、むしろそれが良くて、こういうところに幸せって宿っているんだよねぇ。
映画ではサチエ、ミドリ、マサコの3人は、小林聡美さん、片桐はいりさん、もたいまさこさんが演じています。
ぴったりすぎる!
以上!