【書評】アマテラスの暗号:日本の神道とユダヤ教にまつわる歴史ミステリー

  • 2019年11月20日
  • 2019年11月20日
  • 読書

こんにちはー。くまぽろです。

「アマテラスの暗号」という本の書評です。

日本の神道とユダヤ教の関連を追いながら、父の謎の死を探る歴史ミステリー小説。

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アマテラスの暗号

アマテラスの暗号 〈歴史ミステリー小説〉
著:伊勢谷 武
 
 
日本古来の神様や天皇家にまつわる歴史ミステリーです。

ちょうど令和になり、新天皇が即位されたブームみたいなものなのか、Amazonでベストセラーとなっていました。
kindle unlimitedで無料で読めます。
 
 

 
 
電子書籍しかないみたいです。
ふつうに買っても250円とな。安いですね〜。
 
 

ストーリー

主人公は、ケンシ(賢司)という、元ゴールドマン・サックスのトレーダー。
日本人の父と、アメリカに住むイタリア人の母から生まれた。

ずっと連絡をとっていなかった父との40数年ぶりの再会の日、父がホテルで殺害されたとの連絡を受ける。

ケンシの父は、日本で最も長い歴史を誇る神社のひとつ、丹後・籠(この)神社の宗家出身、第82代目宮司であった。
籠神社は、伊勢神宮の内宮と外宮の両主祭神(アマテラスと豊受(とようけ))がもともと鎮座していた日本唯一の神社である。

父から託された写真に書かれた奇妙なメッセージは?
自分の身に危険が迫っていると知っていた父は、ケンシに何を伝えようとしていたのか?
一緒に殺害されたユダヤ教徒は誰なのか?

父の死の謎を探るため、賢司は元ゴールドマンの天才チームの友人たちと日本へ乗り込むが…。
 
 

感想(ネタバレなし)

ネタバレになっちゃうようなことは書きませんが、日本の神道とユダヤ教の関連についてが、かなり詳細に話の随所に出てきます。
これが非常におもしろい

ぶっちゃけストーリー自体よりも、この歴史的な話がメインだと感じるくらい、歴史満載です。

わたし最初は、架空の話なのか現実の話なのか、区別つかないで読んでたんですが(笑)、ものすごーくたくさん関連写真が載っているので、「あ、現実にある説なのか」とわかります。
(自分はkindleで読みましたが、写真はカラーが多いらしいので、タブレットなどで読んだ方がより良さそうですね)

「アマテラスとかスサノオとかは聞いたことある〜。ユダヤ教は旧約聖書なんだよね?」ぐらいの浅〜い知識で入りましたが、すごく興味が湧いたので、神道に関する本とか今後もっと読んでみたくなりました。
 
 
この歴史的&神話的な話の部分については、文句なしのおもしろさ。ここまでは太鼓判。

だけど、それ以外についてはねー、正直ちょっと辛い点つけたくなります。

まず、話の分量的に、歴史や神話の話がめっちゃ多いんですよ。それ自体はおもしろい。
だけど、そのせいでストーリーとしては正直テンポが悪いです。
ストーリーとしてのおもしろさを重視するなら、もうちょっとコンパクトにしなきゃいけなかったと思う。たぶん作者さんもそのバランスどうするかは悩んだんじゃないかなと思います。

読んでるときも、けっこう長いなとは思いつつ、kindleだと厚みがわかんなかったんですが、紙だと752ページあるみたいです。笑

あともう一点は、ちゃんとした校正が入ってないっぽいことですね。
わたし誤字脱字とか「日本語変じゃない?」ってことが、けっこう気になっちゃうタイプなので、せっかく本として発表して、おもしろいものに仕上がっているのに、ちょっともったいないかな〜と。
 
 
とまぁ気になったことも書いたけど、内容はおもしろかったよ!
すごく勉強にもなったし。まぁ、見方が偏ってる可能性は大いにあるけどね〜。

最近、ビジネス書系をちょっと小休止して、小説いろいろ読んでるけど楽しい。
他のも感想あげようと思いまーす。

以上!