【書評】「お金は寝かせて増やしなさい」水瀬ケンイチ

  • 2020年1月10日
  • 2020年1月21日
  • 読書

こんにちはー。くまぽろです。

インデックス投資の本、2冊目。
水瀬ケンイチさんという、この本の執筆当時で15年もインデックス投資を続けてきた著者が書いた「お金は寝かせて増やしなさい」を紹介します。

スポンサードリンク

お金は寝かせて増やしなさい

お金は寝かせて増やしなさい
著:水瀬ケンイチ(みなせ けんいち)
 
 
投資のしかたは、以前に紹介した難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてくださいまったく同じと言っていいです。
この2冊を読むことで、インデックス投資のやり方について、確信に近いものが得られると思います。

「難しいことは・・・」と同様に、金融機関が売りたい商品と、投資家が必要とする商品は違うということも語られていて、そして行き着く先がインデックス投資
ほんとどちらも説得力がある論理展開なんですよね。

では、この本ならではの良いところをピックアップしていきます〜。
 
 

資産配分のリターンとリスク表

まず、国債、国内株式、海外の先進国株式、新興国株式などに分けて資産を持とうね、って話が出てくるのですが、この本ではその配分についてどう決めるかがけっこう詳しく書かれてます。

100万円をどう分散投資したら1年後にどうなるか、が表にまとまっていて、非常にわかりやすい。

国内債券 国内株式 先進国株式 新興国株式 期待リターン 最大リターン 最大損失
0 10% 80% 10% 5.4万円 43.3万円 32.5万円
50 5% 40% 5% 3.2万円 22.6万円 16.2万円

期待リターンは、平均してこれぐらいになるだろう、って金額です。
もちろん最大リターンや最大損失を超えてくることは可能性としてはありえますが、考える目安になりますよね。

いまは端折って、国債を持たない場合(=0%)と、投資するうち半分(=50%)を国債で持つパターンだけ載せましたが、本には、10%刻みの表が載ってますし、自分で考える際に使えるWeb上の計算ツールなどもあるみたいです。
 
 

実体験はやはりおもしろい

この本の何より良いところは、著者の実体験に基づく話である、というところ。
やっぱねぇ、実体験は良いよ。おもしろい。説得力はんぱない。

リーマン・ショックの大暴落も、そのとき周りにどう言われたかも、その後V字回復したことも、書かれてます。
暴落を経験した上でこの本を書けるのは、すごい強みですよね。

資産がこれまでどう推移しているかのグラフも見れて、「いやぁ、15年の重みすごいですなぁ」と思わされます。
 
 

出口戦略について

これもまた、著者が自らやっているからこそ、出てくる話ですね。

出口戦略
基本的にみんな老後のことを考えて資産形成するために、この本を読むわけで。
てことは、増やしてく過程は良いとしても、「最終的に65歳、70歳くらいになったときに、それどうしたら良いの?」って話になりますよね。

それについても、著者の考えが書かれてます。
端的に言うと、ちょっとずつ取り崩すのが良いと思う、って話でした。
 
 

まとめ

これもすごく良い本なので、資産形成に興味ある人はぜひ読むべし。

「インデックス投資ってそもそも何?」って方も、とても勉強になると思うので、読んでみてね。
合わせて、「難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください」もおすすめです。

以上!