【書評】「僕らが毎日やっている最強の読み方」池上彰、佐藤優

『僕らが毎日やっている最強の読み方―新聞・雑誌・ネット・書籍から「知識と教養」を身につける70の極意』
著 : 池上 彰、佐藤 優

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とりあえず「世の中のことを知るために、とっかかりがほしい!」と思って読んだ本。

このお二方の真似はさすがにできないけど、どういうものをどれくらいの時間をかけて読んでいるのかということをざっくり知れるだけでも、じゃあ自分はどうしようかという指針の参考になると思う。

最近は、新聞を買って読んでいる日が多いので、その読み方がまず参考になった。
・最低2紙読みたい。とくに論調の違うもの。インプットするものが偏らないように。
・全部読もうとしない。1面を読んで、あとは全ページの見出しを読んで、気になった記事だけ読む。
というのを真似してみている。

わたしの場合は知識があまりないので、2,3面のメジャーな話題を少し掘り下げた記事も、時事的な基礎知識を増やすために読むようにしようと思った。

なので、
・基本1〜3面は読む。
・その新聞がどういう論調なのか知りたいので、社説のページは読む。
・あとは全ページ見出しだけ全部目を通して、気になったのは中身も読む。
というスタイルでやってみてる。

このやり方だと、わたしの読むペースだとだいたい1時間で1紙。なので、2紙読むと2時間て感じ。
もう少し早くなるといいなぁ。
佐藤さんはストップウォッチで読む時間測っているらしい・・・。さすがガチ勢・・・。

池上さんは基本紙の新聞、佐藤さんは基本デジタルの新聞を読んでいるらしい。
紙のほうが
・記事の大きさで話の重要度がある程度判別できる。
・全部ざっと目を通すのがやりやすい。ネットだと、見出しをクリックしないと本文を読みに行けないので一覧性が悪い。
という利点がある(もちろんデジタルにも良さはあるけど)。

新聞初心者のわたしは、紙で読みつつ、デジタル媒体もちょこっと目を通す、というスタンスがいいかなと判断し、実践中。

書籍については、著者のお二人は基本紙で読む派。その中で、後からまた参考にしたい、引用したりしたい、と思ったものに関しては電子書籍も買う(持ち運べるから)というスタンスのよう。
とくに読み込む本には書き込みをしたいらしい。

わたしは本は場所とるのが一番困るのと、少し電子書籍のほうが安いのもあって、基本は電子書籍を買う派。
書き込みは今までしたことないけど、今度紙の本を買ったら試してみてみようかなぁ。電子書籍で無いものもあるので。
しおり代わりにメモ用紙を挟みながら読むのがいいかな。なんとなく本に書くのってためらわれる。

勉強したいテーマについて、とりあえず3冊読むっていうのはよく言われてるよね。これは今まで自分でも近いことはやってきてるので納得納得。


新聞の読み方が一番参考になった。
他の情報についても、どんなものを見ているかが最後に一覧になってるので、参考として良いと思う。
世の中について学ぶのにどうすればいいかと思っていたので、指針の1つになった。

ちなみに、この本では雑誌についても触れているけど、わたしは読んでみたい気持ちはあるけどなかなか余裕なくてそこまでできないので、今は雑誌は手付かず。

読む速度を上げたい気持ちが出てきて、速読も気になる。
速読学んでみるなら、そういう本は紙で買ったほうが良さそうだよね。3冊読みしてみよかな。