【書評】『ザ・リアル・アンソニー・ファウチ 人類を裏切った男』ロバート・F・ケネディ・ジュニア:全米100万部突破の衝撃の話題作

こんにちはー。くまぽろです。

全米100万部を突破した、医療の闇に迫る衝撃の話題作です。

一般の方ももちろん知るべき内容ですが、特に医療従事者の方や公務員として働かれている方などに、ぜひ一度は読んでいただきたいと思う内容でした。

重要な部分をまとめてあります!
(まとめだけでなかなかのボリュームです)

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「ザ・リアル・アンソニー・ファウチ 人類を裏切った男」ロバート・F・ケネディ・ジュニア

ザ・リアル・アンソニー・ファウチ 人類を裏切った男
著:ロバート・F・ケネディ・ジュニア
解説:林 千勝(はやし ちかつ)
翻訳:石黒 千秋(いしぐろ ちあき)

★★★★★

アンソニー・ファウチ(Anthony Fauci)博士は、アメリカのNIAID(アメリカ国立アレルギー・感染症研究所)の長官を40年も務めた人物です。
「アメリカの国医」と呼ばれており、コロナ禍においても対策の方針決定や、ワクチンや新薬の認可等において絶大な権力を持っています。

そのファウチ博士の「リアルな顔」を、膨大な資料やデータと共に暴いたのが本書『ザ・リアル・アンソニー・ファウチ』です。

ものすごい情報量で、和訳本は上中下巻の3巻構成となっています。

上巻まとめ

以下は、あくまで本書に記載された内容の要約です。
治験等に関する悲惨な記述もありますので、ご注意ください。

まず上巻から。
主に新型コロナ関連の話です。

ここから先に出てくるアルファベットの略称が何か(だいたいは組織の略称)を、一応まとめておきます。

・CDC (アメリカ疾病予防管理センター)
・NIH (アメリカ国立衛生研究所)
・NIAID (アメリカ国立アレルギー・感染症研究所)
・FDA (アメリカ食品医薬品局)
→全部アメリカの医療系の政府機関だな〜でOK

・WHO (世界保健機関)

・ビル&メリンダ・ゲイツ財団 (ビル・ゲイツ夫妻によって創設された世界最大の慈善基金団体)
・GAVIワクチン・アライアンス (世界中で子どもの予防接種プログラムを推進するための組織。ビル・ゲイツ氏が出資している)

・CIA (中央情報局。アメリカの諜報機関)

・ADE (抗体依存性感染増強)
抗体はウイルスなどから体を守ってくれるものだが、特定の抗体があることによって、むしろ免疫細胞などへのウイルスの感染を促進してしまい、その免疫細胞が暴走し、症状を悪化させてしまう現象のこと。
コロナワクチンによって、ADEが起こり、むしろコロナにかかりやすく、かつ重症になりやすくなると専門家が指摘していた。

ロックダウンの害

・平均寿命の悪化

ロックダウンは感染症よりも致命的だった。
BMJの研究では、隔離期間中に米国の平均寿命が1.9年短くなったと示されている。
イギリスにおける新型コロナウイルスによる平均死亡年齢は82.4歳で、平均寿命を上回っている。

・子供の飢餓、IQの低下、自殺の増加

世界的なロックダウンによる飢餓で、毎月1万人の子どもが死亡。毎月50万人の子どもが栄養不良による衰弱や発達障害。2020年は2019年と比べて栄養不良の子どもが670万人増加。

ロックダウンにより、児童虐待、自殺、薬物中毒、アルコール中毒、肥満、精神疾患、発達の遅れ、孤立、うつ病、幼児教育にも深刻な打撃。10代と20代の若者の3分の1は、パンデミック中に精神衛生が悪化したと報告されている。

オハイオ州立大学の研究によると、子供の自殺率は50%上昇した。2021年8月11日のブラウン大学の研究では、ベイラー尺度テストで測定すると、隔離中に生まれた乳児は平均でIQが22点も低かった

2020年に薬の過剰摂取で亡くなったアメリカ人は約93,000人で、2019年より30%増加

マスクの害

普通のマスクは感染率を低下させない。病院や外科手術室でさえ、効果が認められない。
地域間でのマスク着用率の差が、発症率に影響を及ぼしていないこともわかっている。

また、マスク着用により、呼吸器系および免疫系の病気の他、皮膚、歯科、胃腸、および心理的障害などが生じるとする25件の研究があり、そのうち14件は、無作為化プラセボ対照研究であり、査読済み。

ヒドロキシクロロキンを貶めるための研究

ヒドロキシクロロキンは、コロナ感染初期に有効な治療法として報告が多数なされている薬。これまで長く用いられてきており、安全性も担保され、そして安価である。

この既存薬ヒドロキシクロロキンを貶めるための研究が行われた。
標準的な治療では、1日あたり400mgを投与するが、WHOの17件の研究では1日あたりの投与量として、1日目に2400mgという致死量に近い量を、2日目以降は800mgを設定していた。
結果的にヒドロキシクロロキン投与群は、対照群に比べ、予想通り10〜20%死亡率が高かった

ファウチ博士、ビル・ゲイツ氏、WHOは、このような研究を企て、資金を提供し、この研究を根拠に「ヒドロキシクロロキンは危険」と言った

臨床試験でレムデシビル服用群の54%が死亡

レムデシビルはコロナ治療薬としてファウチ博士が推奨した新薬。
元々はエボラ出血熱の薬として開発された。

2018年、エボラ出血熱に対する臨床試験に、レムデシビルとZMappという薬剤を、その他2つのモノクローナル抗体とともに使用。
6ヶ月後、レムデシビル、ZMapp両方を試験から外した。
レムデシビル服用群の54%が死亡、4群の中で最も高い死亡率。
多臓器不全、急性腎不全、敗血症性ショック、低血圧などを発症。
ZMappも44%が死亡

「毒性のある」プラセボ

レムデシビルの臨床試験において、効果が良く見えるようにあらゆる不正な方法を用いた。
特に対照群に用いるプラセボ(偽薬)を、何の効果もないものではなく、毒性のあるプラセボとした。

これはファウチ博士やその同志の研究者が、新たに承認を得たい医薬品の副作用を隠すために何十年も用いてきた手法。

それ以外にも、レムデシビルの効果がよく見えるよう、あらゆる詐欺や改ざんを実施。
例としては、もともと症状の軽い患者をレムデシビル群に割り振る、評価項目を生存率の向上ではなく入院期間の短縮として、症状が改善していないのに早く退院させる、二重盲検にしない、など。

ファイザーワクチンの治験

ファイザーワクチンの治験で、プラセボ群22,000人、ワクチン群22,000人のうち、コロナ死はプラセボ群で2人、ワクチン群で1人。
→1に対して2は100%大きいので「100%の効果」と謳っているが、実際に効果があるのは22,000人に1人ということ。

さらに全死因による死亡は、プラセボ群で14人、ワクチン群で20人となっており、ワクチン群が42.8%多い

全死因の内訳を見やすく書いた表では、ワクチン群の死亡のうち5人は省いてしまい、プラセボ群で14人、ワクチン群で15人と見えるように書いてある。
実験条件が最初違ったから・・・というような理由で、こっそりとワクチン群の残りの5人の死亡が記載してある。

ワクチンの副作用を隠すファウチ博士たちの6つの戦略

  1. 3年間の臨床試験を6ヶ月で中止し、対照群にワクチンを接種してしまい、長期的な被害であるADEを隠す。
  2. VAERS(アメリカのワクチン副反応報告システム)の修正を頑なに拒否。VAERSはワクチンによる全有害事象の1%未満しか検知できない。
  3. 主流メディアやソーシャルメディアを巻き込み、検閲。共謀して検閲していたことが、ファウチ博士たちのメールのやりとりからわかっている。科学雑誌も製薬会社の広告に依存。ファクトチェック会社も製薬会社が出資。
  4. ワクチン接種後死亡の病理解剖を行わない。
  5. FDAとCDCの主要な委員会メンバー(=ワクチンの使用許可承認をする人達)に、NIAID、NIH、ゲイツ財団からの助成金受給者やこれらの機関に忠実な人を集めた。
    副反応について長期的なモニタリングを行わないで、mRNAワクチンが確実に承認されるようにした。
  6. ワクチンの有害事象を隠すために、全国民にワクチン接種をする。対照群をなくしてしまう。

4に関連して。
ホームラン王のハンク・アーロン氏はワクチン接種17日後に死亡したが、検死官はアーロン氏の遺体を見ておらず検死解剖しなかったのに、「ワクチンとは無関係」と断定して報道された。

中巻まとめ

続いて中巻。
主にエイズ関連ですが、新型コロナ対策と類似する点があります。

治験の内容が本当にひどいです。

医療介入は死者をほとんど減らせていない

米国における感染症による小児の死亡率は、抗生物質やワクチンがほとんどなかった1940年までに、ほぼ90%が低下

1977年に行われたジョン・B・マッキンリーとソニア・M・マッキンリーによる包括的な研究は、以前はほとんどすべてのアメリカの医学部で必読とされていたが、この研究結果から、ワクチン、手術、抗生物質など、すべての医療介入が死者減少の約1%か、せいぜい3.5%しか寄与していないことがわかった。

コロナと類似するエイズへの対応

新型コロナで既存薬のヒドロキシクロロキンやイベルメクチンを認めなかったことと同様に、エイズでも安価な一般薬を認めず、新薬だけを推奨
しかしファウチ博士自身は連邦議会に召喚された際、自分がエイズに感染して肺炎で死にかかったら一般薬を使うと証言。

PCR検査はエイズでも

PCR検査では今HIVに感染しているかわからない。ずっと前に死んだ遺伝子の残骸であっても増幅して見つけることができてしまう。
PCR検査によって、エイズの定義は急速に拡大し、30種類ものよく知られている病気(例えば帯状疱疹や結核も含まれる)を包含するようになった

アジドチミジン試験の詐欺

ファウチ博士が推奨したエイズに対する新薬アジドチミジンは、非常に毒性が高く、患者は貧血になり、白血球の減少と嘔吐に悩まされる。

アジドチミジンの臨床試験は24週間の予定だったが12週間で打ち切り。4週間の治療にすら耐えられない患者が20人ほどいた。しかしそういう不完全なデータをごまかして使い、効果のある薬だと虚偽の報告がされた。

例えばFDAの資料では、アジドチミジン群の全員に重度の有害作用と貧血が生じたと示されているが、NIAIDの公式報告ではアジドチミジンを服用した人の副作用は記録されていない。アジドチミジン群では30人の患者(全体の半分以上)が何度も輸血を受けながら、治験終了まで命をつないだ。しかし、報告書には「副作用なし」と記録。一方、プラセボ群では輸血を受けたのは5人だけ。

また、元々アジドチミジンを服用していた人は本来治験に参加できないが、それも参加者に入れ、しかもプラセボ群に割り振った。彼も典型的なアジドチミジンの毒性に苦しみ、1ヶ月足らずで試験から脱落し、2ヶ月後に亡くなった。これをプラセボ群の死亡例としてカウントした。

それ以外にもさまざまな不正があり、意味のある試験に全くなっていない。
この臨床試験を行なっている製薬会社は、この薬が認可を受けることによって莫大な利益を得ることになる。

アジドチミジンは免疫系を破壊。
製薬会社の製品モノグラフには、「レトロビル(アジドチミジンの商品名)の投与に関連すると考えられる有害事象を、HIVによる基礎症状や併発疾患と区別することはしばしば困難である」との注意書きがある。つまり、メーカー自体がアジドチミジンで「エイズ様疾患」が起きる可能性があると明言している。
アジドチミジンが登場した1980年代後半から、エイズによる死亡者数が急増

孤児院での悲惨な臨床試験

ニューヨーク市のインカーネーションチルドレンズセンター(ICC)や、ニューヨーク州など7州にある多くの姉妹施設に暮らす、HIV陽性(陽性でもいたって健康な場合も多い)の数百人の孤児たちが、エイズ薬の被験者とされた。

与えられるエイズの薬(ジアフェニルスルホンなど薬はいろいろ)は有害で、遺伝子変異、臓器不全、骨髄死、身体の変形、脳障害、致死性皮膚疾患を引き起こす

薬を拒否した子供は、押さえつけられ無理やり飲まされる。拒否し続ければ、病院で腹壁から腸へゴム管を挿入し、薬を直接注入。多くの子供たちが亡くなった

マンハッタン強制収容所では少なくとも80人の子どもが亡くなっている。
また子どもたちの亡骸を廃棄した共同墓地では、大きな穴に粗雑に木棺が積まれ、棺には複数の子どもが入れられ、まわりの大きな墓碑には1000人以上の名前が書かれている。

ファウチ博士およびNIAIDはエイズ末期で助かる見込みのない児童に限り、製薬会社による危険な耐用量試験を許可していると装っていたが、HIV陽性ではない、エイズを発症していない子どもたちまで被験者にさせられていた。

下巻まとめ

下巻は、ゲイツ氏による巨額の「慈善事業」、そのお金で行われるあらゆるワクチンの治験、感染症対策の「シミュレーション」について。

ビル・ゲイツ氏の「慈善資本主義」

ゲイツ財団は寄付をすることによって、国際的な保健機関や農業機関、メディアを掌握している。これによりグローバルヘルス政策や農業政策への影響力を獲得し、ゲイツ氏個人と財団が投資している巨大多国籍企業の収益を増やす。
彼とファウチ博士が主導した2020年のロックダウン中だけでもゲイツ氏の財産は230億ドル増加。

ゲイツ氏はWHOの最大スポンサーである。

2018〜2019年の拠出金
・アメリカ: 6億420万ドル (本書の記載金額。下記参考サイトでは、8億5160万ドルとなっている)
・ビル&メリンダ・ゲイツ財団: 4億3130万ドル (同 4億5530万ドル)
・GAVIワクチン・アライアンス: 3億1650万ドル (同 3億8870万ドル)

参考:https://ggcs.io/2020/05/30/who-contributors/

そのほかにゲイツ氏は、予防接種に関する戦略諮問委員会(SAGE)、UNICEF、国際ロータリークラブ経由でも資金を提供し、総額10億ドルを超える。

ちなみに、WHOはパンデミックの定義から「世界中で大量の死者が出ること」という条件を削除した。死者が非常に少なくてもパンデミックを宣言できてしまう。

また、ゲイツ氏の慈善行為に投入された金額と子どもの健康状態は、逆相関関係にある。
薬やワクチン自体の薬害も悲惨なものだが、薬にばかりお金が行き、基本的な医療・衛生設備や水、食糧への公的支出も減少する。優秀な医療従事者や研究者も、給料の差で基礎治療から離れてしまう。

その他のワクチン治験による被害

ゲイツ氏はワクチンを監視するインドの諮問委員会(NAB)を親ゲイツ派の治験責任医師らで占領し、インドの主要な州の全児童に、5歳になるまでに驚くべき50回というポリオワクチン(以前は5回だった)を義務付けた
これにより急性弛緩性脊髄炎の感染流行が起こる。

2000〜2017年にワクチン接種対象州の49万1000人の児童が麻痺を起こした。発症児の数は、各州で投与したポリオワクチンの数に正比例

急性弛緩性脊髄炎はポリオの婉曲表現。インドのポリオ全滅作戦は「病名を変えることで達成された」とBMJ誌で非難された。
インド政府がゲイツ氏の計画を白紙に戻し、ワクチン投与をやめるとポリオによる麻痺の発症率は劇的に減少。

その他にもDTPワクチン、三種混合ワクチン、マラリアワクチン、髄膜炎ワクチン、HPVワクチン、避妊薬デポ・プロベラなどの治験による被害報告が多数記載されている。
多くがインドやアフリカで行われ、患者に投与内容について嘘をつき騙したりするなど、インフォームド・コンセントを行っていない事例が多数ある。

またワクチンに含まれるチメロサール(水銀)と自閉症発症率の関連も指摘。

感染症対策のシミュレーションでのシナリオ立案

ビル・ゲイツ氏などが主導し、政治指導者、報道機関、技術官僚などが参加する複数回のシミュレーションが行われている。現実のコロナ騒動を不気味なほど正確に予言。

そのシナリオの中で、ワクチンによる重篤な健康被害が出ることや、コロナウイルスの予想致死率を誇張したCDCにも懐疑的な目が向けられるようになることが盛り込まれ、それをどう封じ込めるかを演習で話し合っている記録が残っている。

社会的に孤立させる(=自粛)

CIAのマインドコントロール実験では、社会的孤立が社会や個人の行動をコントロールする「重要な手段」という大きな発見があった。

社会的孤立は脳の器質的発達や人体、寿命、心血管系の健康などに影響を及ぼす。
黒人の死亡リスクを2倍に、白人の早期死亡リスクを60〜84%増加させる。
社会的に孤立するよりは、1日にタバコを15本吸う、あるいはアルコール依存症になるほうが安全だとする研究結果もある。

感想

どうでしたでしょうか・・・?
衝撃的な内容がこれでもかと並べられていて、信じられないという方も多いかもしれません。

なるべく文量を抑えたまとめにしようとしているので、わかりにくいところがあったらすみません。
書ききれなかった情報が、本書にはまだたくさん載っています。

まとめていて、こんなにしんどくなる本もなかなか無いです。
特に孤児院での治験の話は、「こんなことできる人間がいるのか」と思ってしまいました。
詳細なエピソードなども載っていて、胸が締め付けられる思いで読みました。

こんなこと知りたくないけれど、でも多くの人が知らなければ、ご自身やご家族の健康を考える際に判断を誤ることになりかねません。
何か被害が出てからでは遅いし、知識がなければ、そうなったときにワクチンや薬が原因である可能性を考えることすらできないかもしれません。

現在の新型コロナワクチンも、健康被害救済制度ですでに561人の死者が被害認定されています(2024/5/3現在)。
また、厚生労働省の副反応検討部会でも死者2000人以上が報告されています。
(申請や報告がなされた数なので、どちらも氷山の一角の数字でしょう)

被害者の方による集団訴訟も始まっています。
でもほとんどメディアに取り上げられないですよね。

かたや紅麹サプリは、数名の関連死疑いが出た段階で、あんなにメディアも取り上げているのに。
報道の偏りが本当にひどいです。

こうしてまとめた情報が、少しでも誰かの役に立ちますように。

長くなりましたが、ここまで読んでいただき、ありがとうございます!
以上!