【書評】「野草と暮らす365日」山下智道:あれもこれも食べられる!kindle unlimited対象

こんにちはー。くまぽろです。

今回は突然、野草の本です。この草は食べられる!これは毒!などなど。

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「野草と暮らす365日」山下智道

野草と暮らす365日
著:山下 智道(やました ともみち)

★★★★☆

とてもおしゃれで、パラパラめくるだけでも楽しい本。
季節の野草の写真と特徴、そしてこういうふうに食べると美味しいよ、というレシピまで付いてます。

家庭菜園とかプランターで野菜を育てる系の本をkindle unlimitedで探していたところ、たまたまこれが出てきて、ちょっと興味を引かれて読んでみました。
今まで見たことないジャンルなので、そういうのもいいかなと思って。

kindle unlimitedに入っている方は無料で読めます(2022/5月現在)。

あらすじ

身近な場所で出会える野草で、暮らしはこんなに豊かに!

季節ごとに活用したい野草約130種類を中心に、その見つけ方や見分け方から、栄養豊富な野草を生かした料理、香りを楽しんだり、部屋の飾り付けをしたりといった楽しみ方まで。

王子の魔法で、野草たちが暮らしのパートナーに変身する、そんな日々の驚きと楽しみを散りばめました。
Amazonより引用

著者の山下さんのこと、「王子」って書いてある。笑
たしかに、語り口はかなりロマンチストな感じでした。

感想

ちょうどこれを読んでいた時期(4月頃)に友達から、野草を採取して天ぷらにして食べる会に誘われて、ものすごい偶然だな(笑)と思って、そのイベントにも参加してきた。
この本で見たものもあって、すごくおもしろかった!

せっかくなのでちょっとだけ写真載せときます。

場所は府中で、大きな公園の中の川辺(あんまり人が踏んでなさそうな草むら)で、レクチャーしてもらって野草を摘んだ。

この写真はカラスノエンドウかな?

葉っぱの付き方とか、葉の形とか、いろんな見分けるポイントがある。

この芥子菜とかは生でそのまま食べてみたり。ほんとにカラシの味!

こんなの子供のころ以来だなぁ。
小学生のころは、そこらへんに生えているツツジの蜜とか吸いませんでした?

このイベントでも、この本でも感じたのは、食べられる草って意外と多いんだなってこと。

食べられないものをちゃんと覚えたほうがいいかも?
アジサイ、スイセン、スズランなどは毒草だって、この本で初めて知った。
 
 
身近に自然があって草を摘めて、なおかつ料理も好きな人は、たぶんこの本読むのすごく楽しいと思う。

載ってるレシピがまたすごくおしゃれ!
どこのシェフなのってくらい、見た目が美しい。味は試してないのでわからないけど。笑
 
 
食糧危機がもう間近に迫っているのではと言われているので、こういう知識を応用する日ももしかしたら来るかもしれない。

ふつうに都会っ子なので、サバイバルとかまったく得意じゃないし、なるべくそんな事態にはなりたくないけども。
「最悪、川辺とかそこらへんに生えてる草も食べれる!!」っていう心構えがあるのとないのとでは違うよね、という意識でこの本読みました。

あと、今までは道端に生えてる草をよく見たりなんてしたことなかったけれど、こういうの読んでみたら、気になるようになった。
自分の関心の幅がまたひとつ広がって良かった。

以上!