【書評】「HOLES」Louis Sachar(ルイス・サッカー):英語で読書、ペーパーバック入門!

こんにちはー。くまぽろです。

人生で初めて英語のペーパーバックを読破しました。うれしい。
HOLESという本です。

今回は書評というよりは、英語学習者としてこの本を読んでの感想を書いていこうと思います。

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HOLES

Holes (English Edition)
著:Louis Sachar(ルイス・サッカー)

★★★★☆

Louis Sacharさんは、アメリカの児童文学作家さんです。いくつか邦訳されて出版もされてるようですね。
この作品も『穴』というそのまんまのタイトルで、日本でも出版されています。
児童文学ですが、大人が読んでも十分楽しめます。

以前紹介した『英語耳』という英語学習用の本で紹介されていて、この『HOLES』を知りました。

『HOLES』がペーパーバックのリトマス試験紙

自分の英語力が、ペーパーバックを読むレベルにあるかどうかを、すぐに知ることができる方法があります。それは『Holes』というペーパーバックを読んでみることです。この本が最後まで読めたら、ペーパーバックを次々と読んでいってかまいません。きっとあなたはさして苦もなく、さまざまなペーパーバックを読破していけるでしょう。

-「英語耳」より引用

英語耳では、HOLESが難しくて読めない場合でも、段階別にいろいろな本を紹介してくれています。

以前にハリーポッターなどもちらっとだけ英語で読んだことがありますが、HOLESのほうが1つ1つの文章が短めで読みやすいです。

あらすじ

いつもいつもツイていない少年、スタンリー。
無実の罪で、砂漠にある矯正施設に入れられてしまう。

そこでは毎日毎日、かんかんと日が照る中、大地に大きな穴を掘らなくてはならない。
「あなたたちの人格形成のために掘るのだ」と聞かされるが、本当は…?

小さな事件から、いちかばちかの冒険へと踏み出す。
友情と成長の物語!

感想

まず、内容は十分におもしろいです!

主人公のひいひいおじいちゃん(?)の昔話などが挿入されるのを、最初は「ふーん?」と読んでるんですが、後半でどんどんつながってきて、ハラハラもする熱い展開になります。

文章が基本的にかなり簡潔で良いです。どこがどこに修飾としてかかってるのかわからない〜、ということはあんまりなかったですね。
最初ちょっと意味が取れない、というところは何箇所もありましたが、「??」と思いながらも、もう2〜3文読んでいくと、あ、そういう意味かと理解できました。

また、kindleで読んでいたので、難しめの単語に対して、簡単な英語の説明が注釈でついてました。
(kindleのWord Wiseという機能らしい。初めて知りました)

それでも正直わからない単語は多かったので、ちょこちょこ辞書はひきましたが、「英語耳」でもなるべく辞書はひくな、と書いてあったので、前後の流れで意味がとれるところは基本的にひかずに、気になるところだけに絞りました。

後半はどんどんおもしろくなっていったので、先の展開が気になって、あっという間に読めました。
たぶん登場人物や背景をすでに理解しているので、内容が入ってきやすくもなるんだと思います。
 
 
あ〜、1冊が読み切れたの、嬉しい〜!
これを噛み締めて、次の本にもチャレンジしたいと思います。

以上!