金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント 改訂版

  • 2015年10月24日
  • 2017年9月22日
  • 読書

改訂版 『金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント』
著:ロバート・キヨサキ
訳:白根美保子

キャッシュフロークワドラント

まずは、この本の要点をまとめてみたいと思います。

・4つのクワドラント

世の中の収入を得ている人は、下記の4つのクワドラントのうちのいずれかに属している。

4つのクワドラント

E(Employee)従業員
S(Self-employed)自営業者
B(Business owner)ビジネスオーナー
I(Investor)投資家

Eはシステムのために働く
Sは本人がシステムとなって働く
Bはシステムを作り出し、所有し、管理する
Iはシステムにお金を投資する

・自分はどのクワドラントに属しているか

会社やお店の従業員はE。
自分でお店をやっている人や個人事業主はS。自分で会社をやっているけれど、自分自身がシステムの人もS。
ビジネスを立ち上げ、自分がいなくても利益を生むシステムを作りあげた人はB。
不動産、証券類、ビジネスなどに投資して利益を上げている人はI。

複数のクワドラントから収入を得ている人もいる。ちなみに、わたしは現在はEとSです。

・経済的に自由になるには、資産を作って不労所得を生む。キャッシュフローを生まないものは資産ではない

所有している不動産、証券類、ビジネスなどのうち、資産と言えるのはキャッシュフローを生んでいるものだけ。
例えば、持っている家から毎月収入があるならそれは資産。住宅ローンを払ってお金が出て行くだけなら、それは資産ではない。

・経済的に自由になるには、BとIになること。特にBから始めることを著者は勧めている

ビジネスのシステムを作り、そこで不労所得が得られるようになれば、Iとして成功するための資金と時間が作れる。
また、ビジネス感覚やお金の流れを読む力が養われる。それがIとして成功するためにも必要。

・クワドラントが違えば、考え方が違う。特に左側(E、S)と右側(B、I)の違い

Eは経済的安定を求める。起業したり、投資したりすることはリスクだと考えている。
Sは自分で何でもやりたがる。完璧を求め、間違いを犯すことを嫌う。他人に仕事を任せられない。

BやIは経済的自由を求める。起業や投資はそれ自体はリスクではなく、無知な状態でそれをすることがリスクだと考えている。

・クワドラントを移るためには、何をするかでなく、どんな人になるか。感情面の知性を養う

具体的な行動として何をしたらいいかを学ぶだけではだめ。考え方を変えなければならない。
「安全にやろう。リスクを冒すな」→「賢くやろう。リスクをコントロールする方法を学ぼう」
安全を求めるのは、理論的に聞こえるが本当は感情的なもの。理性で考えれば、自由を得るために賢くやることこそ、本当の安定につながるとわかる。

・まずはヨチヨチ歩きから。大股の一歩はやけどする。「やりすぎる人間」より「やりすぎない人間」になる

必ずできる目標をたてる。がんばりすぎない。大きな夢を持って、少しずつ着実に実行する。

もちろんここに載っていないこともたくさんありますが、大まかにはこんな感じだと思います。

話はおもしろいし、読みやすいのですが、わたしは読んでいる途中からだんだん「右側のクワドラントの考え方を身につけなきゃいけないことはわかったけど、その上でどうしたらいいんだ!」と焦れてきてしまいました(汗)が、ちゃんと最後に、具体的な行動指針として7つのステップが載っています。
それまで書き出すと膨大になってしまいそうなので、その指針はこれからわたしが取り組みながら、ブログに書いていきたいと思います!

わたしが一番ハッとさせられたのは、「やりすぎる人間」より「やりすぎない人間」になる、という部分です。

何か最初に決意したときはやる気に満ち溢れていて、目標を高く掲げて、ついやりすぎて、結局続かなくなって・・・というのは誰でも経験があると思います。
これも自分がちゃんと続けていって、それを習慣にできるやり方、管理のしかたを学ぶ必要があるということですよね。
「むしろちょっとずつが良い」というのを、これから行動していくときに忘れずにいこうと思います。

安定を求めることばかり考えていた人にとっては、読んでいて耳が痛い部分も多いかもしれませんが、この本で勧めている考え方が受け入れられるようになれば、それが右側のクワドラントへ移る準備ができたということだと思います。

わたしは、一番最初に勤めていた大きい会社をやめたときから、もはや自分が安定を求めているのではないことを知っているので、「安定より自由」の考え方はなじみやすいのですが、たぶんまだSクワドラントの考え方をしている部分が大きいです。でも過去にスタートアップを経験したこともあって、Bとしての考え方に移っていく準備ができつつあるのではと思っています。

たくさんのことが勉強になりますが、まず4つのクワドラントとその考え方の違いを知るだけでも、自分の現状やお金持ちとの違いがわかり、視野が広がると思うので、とてもおすすめです。
同じ目標を持つ方はぜひ読んでみてください。

いっしょにがんばりましょー!